読書好きにとってKindle端末は欠かせないアイテムですよね。
私はこれまでKindle端末を数年の間で乗り換えもしながら5台を使用してきました。
ここ1年は「Kindle Paperwhite(第11世代)2021発売」と「無印Kindle(第11世代)2022発売」を両方使って、自分にはどちらが合うかを比較してみました。
使ってみた結果、最終的に自分がおすすめしたいのは「無印Kindle」でした。
今回はその理由を実際の使い心地をもとにお話しします。
「どっちを買うべきか迷っている」という方の参考になればうれしいです!

今回比較するKindle端末は旧モデルですが、基本性能に大きな差はないため、使いやすさの参考としてご覧ください。
今回の記事では、わかりやすいようにエントリーモデルのKindleを無印Kindleと記載しています。


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スペック紹介
まずは今回比較に使用した「Kindle Paperwhite(第11世代)2021発売」と「無印Kindle(第11世代)2022発売」のスペック比較です。
無印Kindle(第11世代)2022発売 | Kindle Paperwhite(第11世代)2021発売 | |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 6インチ | 6.8インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
本体サイズ | 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm |
重量 | 158g | 205g |
防水性能 | なし | IPX8等級 |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 |
比較できるように、2025年4月時点で最新の「無印Kindle (第11世代) 2024年発売」と「Kindle Paperwhite (第12世代) 2024年発売」のスペックも掲載します。
無印Kindle(第11世代)2024年発売 | Kindle Paperwhite(第12世代)2024年発売 | |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 6インチ | 7インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
本体サイズ | 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm | 176.7 mm x 127.6 mm x 7.8 mm |
重量 | 158g | 211g |
防水性能 | なし | IPX8等級 |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 |
公式ページ | Amazon | Amazon |
無印Kindleをおすすめする理由
とにかく軽い
「無印Kindle」を使ってまず感じたのはとにかく軽い!
実際に本体のみを量ってみたところ154gでした。
軽いということは、長時間読書しても手が疲れにくいということです。
椅子に座って読むとき、ベッドで寝転びながら読むときも手の負担がなく快適に使用できています。




本体だけで154g。ケースに入れても230gと私が使用している「iPhone 13 Pro Max」の238gよりも軽いです。
小さくて片手で持ちやすい
「無印Kindle」小さくてスリムなので片手で持ちやすいです。
特に片手で持てるというのは、外出先ではとても便利なポイントです。
「Kindle Paperwhite」も片手で持つことはできますが、手を大きく広げないといけないため、やや使いづらさを感じます。




フロントライトも搭載
以前の「無印Kindle」はライトが搭載されていませんでしたが、2019年に発売された第10世代モデルからフロントライトが搭載されています。
就寝前など暗い場所で本を読むなら必須の機能です。
「無印Kindle」はLEDが4個、「Kindle Paperwhite」は17個と数に違いはありますが、実際に使ってみると、「無印Kindle」でも特に不便を感じることはありません。
ベゼルに段差がある
ベゼルに段差があることをデメリットと捉える人もいるかもしれませんが、私はむしろメリットだと感じています。
段差があることで、画面を誤ってタップしてしまうことがほとんどありません。
一方で「Kindle Paperwhite」はフラットなディスプレイのため、ベゼルと画面の境界が分かりにくく、誤タップしてしまうことがよくあります。
私の使用感としては、ベゼルに段差があるほうが圧倒的に使いやすいと感じています。




Kindle Paperwhiteの機能は私には不要でした
もちろん、「Kindle Paperwhite」にも魅力的な機能はたくさんあります。
しかし私の場合、それらの機能は実際の使用シーンではほとんど必要とは感じず、正直なところ「使わない機能」でした。
画面の大きさ
「Kindle Paperwhite(第11世代)2021発売」の画面サイズが6.8インチ、「無印Kindle(第11世代)2022発売」が6インチと「Kindle Paperwhite」の方が大きなディスプレイを搭載しています。
「画面が大きくなれば漫画が読みやすくなる」というイメージがありますが、私の場合、6.8インチのディスプレイでも特に読みやすいとは感じませんでした。




結果的に、「Kindle Paperwhite」の大きなディスプレイは、本体が大きく重く取り回しにくくなり、私にとってはデメリットになってしまいました。
漫画を読むなら所有しているiPad Pro 11インチで見開きで見るのが圧倒的に快適でした。
モザイクをかけていてわかりにくいですが、「無印Kindle」、「Kindle Paperwhite」、「iPad Pro 11インチ」を並べてサイズ感を比較してみました。


タブレットで漫画を読むと、目の疲れなどが気になる場面もありますが、それでも読みやすさという点では「iPad Pro 11インチ」くらいのサイズのタブレットが圧倒的に快適でした。
細かい文字やコマ割りも見やすく、ページの切り替えもスムーズで、やっぱり漫画を読むならこのくらいの大きさがあるとストレスがありません。
防水機能
お風呂で読書を楽しむ方にとっては、防水機能があると安心感がありますよね。
ただ、私の場合はお風呂で本を読む習慣がないので、防水機能を活かす機会は全くありませんでした。
人によって重視するポイントは違うなと感じた機能のひとつです。
色調調整機能
「Kindle Paperwhite」には、画面の色味を寒色〜暖色に調整できる機能も搭載されています。
ただ正直なところ、私の場合は購入してから1、2回試してみただけで、その後は好みの色に固定したまま使っています。
あれば便利な機能ではありますが、実際にはそれほど使うこともなく、私にとってはなくても困らない機能でした。
まとめ・自分には無印Kindleがベストな選択でした
「画面が大きいほうが漫画は読みやすい」と思って「Kindle Paperwhite」を選ぶ方も多いかもしれません。
でも実際に使ってみると、「意外と読みづらいかも…?」と感じてしまう人も少なくないと思います。
- 漫画はiPadで読む
- お風呂では読まない
- 軽くて片手で持ちやすい端末がいい
というスタイルなので、「無印Kindle」のほうが圧倒的に使いやすいと感じました。
「Kindle Paperwhite」はたしかに高機能ですが、その分ずっしりと重く読書のモチベーションが下がってしまうこともありました。
結局、気軽に手に取って読みたくなるのは、軽量でコンパクトな「無印Kindle」なんですよね。
価格も「Paperwhite」より抑えめなのに、必要な機能はしっかり備わっていて、シンプルで使いやすい。
私にとってはまさに「ちょうどいい」一台でした。


もちろん、画面の大きさや防水機能、色調調整ライトといった機能が必須という方にとっては、「Kindle Paperwhite」が間違いない選択になると思います。


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