コンパクトで寄れるレンズ TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)
TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)の紹介
モデル名 | F053 |
焦点距離 | 35mm |
明るさ | F/2.8 |
レンズ構成 | 8群9枚 |
最短撮影距離 | 0.15m |
最大撮影倍率 | 1:2 |
フィルター径 | 67mm |
質量 | 210g |
絞り羽根 | 7枚 (円形絞り) |
同じコンセプトの3種類の単焦点レンズ
タムロンにはこの35mmのレンズの他に同じコンセプトで20mm、24mmのレンズがあります。3種類ともにサイズや価格もほぼ同じなので、自分の好みの画角で選ぶことができそうです。
TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F050)
TAMRON 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2(Model F051)
他に候補に上がったレンズ
他にも下記のレンズと迷いましたが、価格、サイズ、そして何より寄って(ハーフマクロ)撮影できることに魅力を感じ「TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)」を選びました。
SONY FE 35mm F1.8(SEL35F18F)
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA(SEL35F28Z)
SAMYANG(サムヤン) AF35mm F2.8 FE
TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)の良いところ
軽くてコンパクト
同じタムロンさんのズームレンズ「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)」と比較すると、かなりコンパクトであることがわかります。
重さもなんと210gとかなり軽量。「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)」が575gなので半分以下ですね。
かなり寄れる(ハーフマクロ)
マクロレンズではないのにかなり寄れます。これが他に候補に上がったレンズとの違い。このレンズの一番の魅力でしょうか。
最短撮影距離が15cmとなっていますので、レンズの先端からだと数センチまで寄れると思います。
レンズキャップに限界まで寄ってみました。
スナップ撮影しやすい35mmの画角
35mmの画角はパッと肉眼で見た人の画角に近いと言われています。
50mmの画角も35mmより少し切り取った感じで使いやすいですが、散歩しながらスナップ撮影するには35mmのほうが個人的に使いやすいです。
TAMRON 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F053)の気になるところ
AFの動作音
普段は「SONY α7C(ILCE-7C)」で使用することがほとんどです。
唯一、このレンズで気になる部分ですが、AFが動作するときにジーッ、ジーッと動作音がなります。
AFの速度も遅いと思いますが個人的には全然許容範囲。
AF-Cの速度も気になりません。
このAFの動作音だけが使用していてどうしても気になってしまいます。
作例
ここからは簡単な作例を。
作例は「Adobe Photoshop Lightroom」でRAW現像(露光量のみ調整)したものを写真共有サービス「Flickr」にアップして掲載しております。
まとめ
AFの動作音以外は本当に不満の無いレンズです。
- コンパクトで軽量
- かなり寄れる(ハーフマクロ)
- スナップ撮影がしやすい画角35mm
- 価格も新品で4万円弱と購入しやすい
がポイントのかなりおすすめできるレンズです。