以前、こちらの記事で紹介したAppleのトラックパッド。
操作性は全く問題なかったのですが、使用していくうちに右手首に違和感が出るようになりました。
調べてみた限り、恐らく腱鞘炎の症状だと思われます。
ということで、この痛みを改善するべくいろいろ検索してたどり着いた商品。
ロジクール MX-ERGO
半年以上使用してみた使用感を紹介したいと思います。
結果的には手首の痛みも改善し手放せないアイテムになりました。
ちなみにトラックパッドの使用方法はMacbook ProなどのノートPCの配置に慣れていたので、キーボードとトラックパッドを前後に配置していました。
Magic Trackpad 2の高さが自分には合わなかったのかもしれません。
ロジクール MX ERGO（MXTB1s）のスペック
| 商品名 | MX ERGOアドバンス ワイヤレス トラックボール |
| 型番 | MXTB1s |
| 本体サイズ | 高さ: 132.5mm 幅: 99.8mm 奥行き: 51.4mm 重量（金属プレートなし/レシーバーなし）: 164g 重量（金属プレートあり/レシーバーなし）: 259g |
| ボタン | 8（カスタマイズ可能なボタン数：6） |
| 電池寿命 | 1回のフル充電で最長4か月 |
手首痛の改善につながった特徴
MX-ERGOの数ある特徴の中で、購入のきっかけになった手首痛の改善につながったであろう特徴を紹介します。
カーソル移動は親指のトラックボール
カーソルの移動は右手親指のトラックボールで行います。
使用前はトラックボールへの不安もありましたが、1週間も使用すれば問題なく慣れました。
通常のマウスのようにマウス自体を持ち上げる必要もありませんし、トラックパッドのように手首の動きも必要ありません。
トラックパッドに比べ、手首を動かす頻度が激減するのでかなり負担軽減なりました。
角度の変更が可能
本体の角度を0度、20度と変更可能です。
角度の変更は本体の下に付いているマグネット式の板で簡単に変更することができます。
※板は強めのマグネットなのでかなり安定しています
簡単に角度を変更することができるのですが、基本的には20度の角度でしか使用していません。
0度と比較すると手首を斜めに置いて使用することができるので、手首への負担が減っている要因になっています。
その他の特徴
細かいカーソル移動ができる精密モード
トラックボールの欠点ですが、カーソル移動速度の設定にもよりますが、細かいカーソル移動はかなり難しいです。
そこで活躍するのが精密モード。
このボタンを押すと精密モードになり、カーソル移動がゆっくりになり細かい作業も可能になります。
カスタマイズ可能なボタンが6ヶ所と多い
専用のアプリでボタンのカスタマイズやカーソル移動などの設定が可能です。
その他の特徴
- 充電式：1回の充電で約4ヶ月使用可能
※私は毎日長時間使用していますが、それでも2ヶ月近く持っている感覚。 - Bluetooth接続（USBレシーバーでも接続可）
- 2つのデバイスを切り替えて接続可能
気になるところ
トラックボールの定期的な掃除
トラックボールあるあるなのかもしれません。
手垢などの汚れが付着してトラックボールの動きが渋くなるため定期的な掃除が必要です。
私の環境では2週間おき位にトラックボールの掃除をしています。
持ち運びには向きません
外出先でも使いたいと思えるほど快適に使用していますが、サイズが大きいのと重量も重いので持ち運びには向きません。
カーソルの移動が不安定になる
3日間に1度くらいの頻度ですが、カーソルの移動が不安定になります。
※カーソル動きががとびとびになる
Bluetoothを再度接続すれば直るのですがPCとの相性かもしれません。
※主にApple Mac mini（m1）で使用しています
比較商品
MX ERGOの廉価版としてERGO M575ワイヤレス トラックボールがあります。
価格もMX ERGO半額程度なので、とりあえずトラックボールを試してみたいという方にはオススメではないでしょうか。
ERGO M575ワイヤレス トラックボール
まとめ
実際に半年以上使用してみて、トラックパッドをメインで使用していたときに発生していた手首の痛みは全くなくなりました。
手首痛改善ために購入した商品でしたが、充実したカスタムボタンのおかげで作業効率もアップしました。
手首痛・腱鞘炎にお悩みの方、トラックボールに興味のある方はぜひこのロジクールMX-ERGOを一度試してみてください。
ちなみに現在の使用環境です。
実はトラックパッドはまだ使用しています。
たまにジェスチャーを使いたいのと左手でも操作できるので併用して使用しています。
HHKBのキーボードはまた次回レビューします。
