Macのキーボード選びはどうしてる?おすすめのキーボードはありますか?
私がキーボードにこだわりだしたのが2020年あたりから。Macを20年ほど愛用していてJIS(日本語)配列からUS(英語)配列に変えたことが始まりです。
US配列のキーボードを調べる過程で、メカニカルキーボードやHHKB(Happy Hacking Keyboard)の情報も入ってきて、一度試してみたいと思うようになりました。
先にキーボード選びの結論として、おすすめはできても「絶対にこのキーボードなら間違いない!」と言えるものはありません。

いろいろ試してみて、自分に合うストロークや高さ、打鍵感のキーボードに出会うしかない!
今回はMagic Keyboard(US配列)に始まり、メカニカル・HHKBを経て、結局はMagic Keyboardに戻った話をしたいと思います。


これまでのキーボード遍歴
Magic Keyboardを使っていて特に不満もなかったのですが、JIS配列からUS配列に変えたことで、色々なキーボードに興味が湧いていきました。
メカニカルキーボードやHHKB。調べてしまうと打鍵感を試してみたくなる。
そんな流れで手を出してしまった、私のキーボード遍歴をご紹介します。
キーボード選びの条件として、私は基本的にテンキーは不要なのでテンキーレスタイプのキーボードを選びます。



テンキーがないことでマウスへの距離が近くなって、右手の移動が楽になります!
Apple Magic Keyboard US配列/2020年8月購入
Apple Magic KeyboardでUS配列を始めました。US配列に慣れると、コロン・セミコロン、シングルクォーテーション・ダブルクオーテーションなど、記号がまとまっていて非常に打ちやすい。
ひらがなの表示が無くなり、見た目もシンプルでスッキリするのもUS配列のメリットです。






Keychron K2/2020年12月購入
人生で初めて使ったメカニカルキーボードがこのKeychron(キークロン)K2です。
Keychron K2は矢印キーの配置にクセがあったので、わずか1ヶ月で次に紹介するKeychron K8に乗り換えました。
具体的には上矢印キーが右shiftキーの横にあるのがどうしても合いませんでした。




Keychron K8/2021年1月購入
Keychron K2のわずか1ヶ月後に購入したのがKeychron K8です。
Keychron K8はテンキーレスではあるものの、キーボードの横幅が長いのが気になってしまいました。
さらに矢印キーが別枠であることのデメリットとして、矢印キーへの右手の移動距離が多くなってしまう点もデメリットとなってしまいました。
他にもKeychron K2、K8で感じたのは、メカニカルキーボードのストロークの深さが自分には合っていませんでした。




HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/2021年2月購入
Keychron K8を手に入れてから1ヶ月後に購入したのが、HHKB(Happy Hacking Keyboard)Professional HYBRID Type-S 英語配列(以下、HHKB HYBRID Type-S)です。
HHKB HYBRID Type-SはYouTubeやブログで皆さん絶賛されていて、一度は使ってみたかったキーボード。
静電容量無接点方式のキーボードで、スコスコと心地良い打鍵感は唯一無二です。
あと、静音性が高いので周りに人がいても全く気にならないと思います。めちゃめちゃ静か。
3万円超えの値段はネックですが、失敗したとしてもメルカリなどでは2万円以上で売買されているので、リセールバリューが高いのは魅力的なところ。
ただし、HHKBのUS配列では、矢印キーを使う際に右手小指でFnキーを押しながら対象のキーを押す必要があります。
右手小指の負担が気になってしまったのはマイナスポイントでした。



日本語配列には矢印キーはあります!




Keychron K3/2022年10月購入
HHKB HYBRID Type-Sの1年半後に購入したのがKeychron K3です。
メカニカルキーボードに、キーの高さが低めのロープロファイルがあるのを知ってしまい一度試してみたかった。
HHKB HYBRID Type-Sと併用して、その日の気分で使い分けていました。
打ち心地としては、通常のメカニカルキーボードより明らかにストロークが短いので、自分にはロープロファイルのほうが合っていました。
ただし、メカニカルキーボード特有のタイピングのうるささは気になるところです。




Keychron K15/2023年10月購入
Keychron K3の1年後に購入したのがKeychron K15。
Keychron K15の最大の特徴がAlice配列かつロープロファイル(浅めのストローク)であること。中央に隙間があるハの字型にレイアウトされています。
手首の角度が自然な形でタイピングできるのがメリットです。
ただし、Alice配列の隙間、マクロキーなどがあるおかげで、キーボードの横幅が長くなってしまっているのは気になる点でした。




Apple Magic Keyboard US配列
HHKB HYBRID Type-S(3年半使用)、Keychron K3(2年使用)、Keychron K15(1年使用)を併用して使っていましたが、ふと眠っていたMagic KeyboardをiPad用に使ってみたところ。
めっちゃ打ちやすいじゃん。
そう感じてしまったんです。
これまで多くのキーボードを試してきましたが、自分にはキーストローク浅め、高さは低めのキーボードが合っていることが分かりました。
Magic Keyboardをメインキーボードに戻して3ヶ月ほど経ちますが、「キーボード探しはこれで終わりかな?」とも感じています。




2025年10月時点のデスク環境
キーボードがApple Magic Keyboard US配列に戻ったということで、2025年10月時点のデスク環境を紹介します。


キーボード/Apple Magic Keyboard US配列
キーボード遍歴でご覧頂いた通り、現在のキーボードはApple Magic Keyboard US配列です。
私が使用しているMagic KeyboardはLightningでの充電ですが、現在販売されているモデルはUSB-Cで充電可能です。


Touch ID搭載モデルもあるので興味のある方はチェックしてみてください。


トラックボールマウス/Logicool(ロジクール)MX Ergo
マウスは5年ほど使い続けているLogicool(ロジクール)MX Ergoです。
腱鞘炎に悩んでいた時期があったのですが、トラックボールマウスに変更してから手首の痛みが全くなくなりました。
マウス自体を動かす必要がないので、省スペースに使えるのもおすすめのポイントです。




現在は静音モデルのMX Ergo Sが販売しているので、クリック音は静かなほうが好みという方にはこちらモデルがおすすめです。


テンキー/iClever Bluetooth テンキー Ic-kp10
基本的にテンキー不要ということでテンキーレスのキーボードを使っています。
ただ、まれにある数字をやたら打つことになる場面に対応するためにBluetoothテンキーを使用しています。
テンキーを左に配置することで、マウスの影響も受けずにスペースも均等に使えます。疲れたときに左手で十字キーの操作ができるのもメリットのひとつ。




トラックパッド/Magic Trackpad
キーボードの手前に配置しているのがトラックパッドのMagic Trackpadです。キーボードの手前にレイアウトすることでMacBookと同じ配置で使うことができます。
トラックパッドがあることで、ジェスチャーも使えるし左手でカーソル操作も可能なので右手の疲労軽減に活躍しています。


パームレスト(分割)/Side3
分割のパームレストをつかうことで、キーボードを打つときにトラックパッドに干渉しません。トラックパッドを挟むように配置できるのが分割したパームレストの魅力です。
木製なので長時間使っていても手触りがいいのもポイントです。




リストレスト(大型)/サンワダイレクト 200-TOK012
一番手前にはサンワダイレクトの超大型リストレスト 200-TOK012をレイアウト。
分割のパームレストは手首置き、この大型リストレストは肘置きとして活躍しています。分割パームレストのSide3と高さもマッチしています。
横幅が長いことで、マウスを操作するときの肘置きとしても大活躍。クッション性も非常に高いので、疲労軽減にもつながっています。


デスクマット/YSAGi デスクマット 60cm × 35cm
デスクマットがあるとキーボードやマウスの滑り止めとして活躍します。
それよりも大きなメリットとして、デスクマットごと移動することで、キーボードやマウス全体をそのままのレイアウトで前後に変えることができるのが非常に助かる。
椅子の角度を定期的に変えたいタイプなので、それに合わせてキーボードやマウスの位置を気軽に変えられるのがデスクマットのいいところ。


Magic Keyboardに戻ったものの、気になっているキーボード
これまで多くのキーボードを使って、自分にはキーストローク浅め、高さは低めのキーボードが合っていることが分かりました。
キーボード探しはこれで終わりかと思いつつ、現時点で気になっているものが2つあります。
Keychron B1 Pro
キークロンでは珍しい、メカニカルではないパンタグラフのキーボード。
打鍵感は使ってみないと分からない部分ですが、レビュー動画やブログを見てみると悪くない印象です。
Amazonで7,000円程度と、値段が安くコスパが良さそうなのも魅力のキーボードです。


Logicool MX KEYS mini for mac
値段はAmazonで15,000円程度と高めですが、いま一番気になっているキーボードです。
レビューを見る限り、打鍵感も素晴らしい印象なのでめちゃめちゃ使ってみたい。
3デバイスに接続できるのも魅力のひとつです。


まとめ
キーボードはこだわりだすと終わりが見えません。
不満を感じていなければ無理に変える必要はないとは思います。
ただ、キーボードを変えることで気分も変わり、デスクワークへのモチベーションも高まります。
私は多くのキーボードを試して、自分にはキーストローク浅め、高さは低めのキーボードが合っていると分かりました。
結局はMagic Keyboardに戻ったという話ですが。笑


ストロークや高さが合わなかったものの、キークロンのメカニカルキーボードやHHKB HYBRID Type-Sでタイピングの楽しさを味わったのも事実です。
何度も言いますが、いろいろ試してみないと、自分に合うストロークや高さ、打鍵感のキーボードには出会えないと思います。
皆さんも自分に合ったキーボードに出会えることを祈りまして、この記事を締めたいと思います。
値段が高めのキーボードはレンタルしてみるのもおすすめ
HHKBなど、値段が高めのキーボードを買うのが不安という方は、一度レンタルで試してみるのもおすすめです。



























