今回はインナーダウンで人気のモンベル(mont-bell)スペリオダウン ラウンドネックジャケット(以下、スペリオダウン)をレビューします。
実はこのスペリオダウン、5年以上前に一度購入して使っていた時期がありました。
ただ、当時のモデルは表面にやや光沢感があり、その点がどうしても気になってしまい、1シーズン使っただけで手放しています。
その後は、「10年着続けたいと思える服」をコンセプトにしたブランド、10YC ユーティリティジャケットを約2年間使用していました。
10YCのユーティリティジャケットに大きな不満があったわけではありません。
ただ、近年のモデルチェンジでスペリオダウンの表面がマットな質感に変わったことを知り、再び興味がわいてきました。そこで、2025年10月にスペリオダウンの最新モデルを購入しています。
この記事では、スペリオダウン ラウンドネックを購入してから約3ヶ月使ってみた正直なレビューに加えて、これまで使ってきた10YCのユーティリティジャケットとの比較も紹介します。
インナーダウン選びで迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
先に結論から言いますと、スペリオダウンは軽さ・暖かさ・着やすさのバランスが非常に良いインナーダウンだと感じました。
10YCのユーティリティジャケットは2022年11月に購入したモデルです。現行モデルとは仕様が異なる可能性があるので、その点は参考程度にご覧ください。
スペリオダウンの基本スペックとデザインの特徴
| 素材(表地) | 20デニール・バリスティックナイロン・リップストップ[はっ水加工] |
| 素材(裏地) | 10デニール・バリスティック エアライトナイロン・リップストップ[はっ水加工・帯電防止加工] |
| 中綿 | 800フィルパワー・EXダウン |
| 平均重量 | 165g |
| カラー | ブラック(BK)、ブルー(BL)、ダークグリーン(DGN)、オレンジ(OG)、タン25(TN25) |
| 収納サイズ | Φ10 × 15cm(1.2L) |
| ポケット | 左右に2個(腰) |
写真ではやや伝わりにくいかもしれませんが、表面は光沢感を抑えたマットな質感になっています。
以前のモデルで気になっていたテカリ感はほとんどなく、インナーダウンとしても使いやすい印象。
デザイン自体は全体的にかなりシンプルですが、胸元のロゴは白色なので、良くも悪くもそれなりに存在感があります。


左右にポケットが配置されていますが、ファスナーは付いていません。
鍵や財布などの大事なものを入れておく用途には向きませんね。


スペリオダウンの内側は、やや光沢感のある生地になっています。内側にポケットなどは特に用意されていません。


袖口はゴムで絞られていて、風の侵入を防いでくれます。


裾部分にはゴムで絞れる機能はなく、胴幅そのままのストレートなシルエットになっています。
ストレートなシルエットなので、中にロンTやシャツを重ね着しやすいです。


スペリオダウンのLサイズを実際に量ってみたところ、重さは178g。インナーダウンとしてはかなりの軽さです。


スペリオダウンには専用の収納袋も付属しています。
実際にスペリオダウンを収納し、iPhone 13 Pro Maxと並べてみました。かなりコンパクトに収まるので、携帯性の高さが伝わると思います。


スペリオダウンのサイズ感と着用イメージ(コーデ例)
身長174cm・体重76kgの私が、スペリオダウン(メンズ Lサイズ)を着用したときのイメージです。
購入前にはMサイズも試着してかなり迷いましたが、中にやや厚手のロンTやシャツを重ね着することを想定し、最終的にLサイズを選びました。
- 【ユニクロ】ブラッシュドモックネックTシャツ(メンズ Lサイズ)を中に
- 【山と道】Bamboo Shirt/バンブーシャツ(メンズ Lサイズ)を中に
- 【パタゴニア】トレントシェル 3L・レイン・ジャケット(メンズ Sサイズ)を羽織って






スペリオダウンのオススメポイント(メリット)
800フィルパワーのEXダウンで暖かく、しかも超軽量
「基本スペックとデザイン」のところでも触れましたが、スペリオダウンはとにかく軽いです。
私が所有しているLサイズを実際に量ってみると、重さは178gしかありませんでした。
あまりにも軽いので、着ていても「着ている感覚」がほとんどありません。
長時間着用していてもストレスがなく、かなり快適です。
それでいて、暖かさはしっかりあります。
ダウンの下は薄着が基本と言われますが、薄手のロンTの上にサッと羽織るだけでも、すぐにポカポカしてくる感覚があります。
軽さと保温性をここまで両立しているのは、さすがモンベルだと感じました。
表面がマットなデザインで好み
一度手放したスペリオダウンを再び購入するきっかけになったのが、表面がマットなデザインに変わったことでした。
光沢感のあるインナーダウンが多い中で、このスペリオダウンの落ち着いたマットな質感は、個人的にかなり好みです。
マットなデザインのおかげで街にもなじみやすく、ロンTやシャツと合わせたコーデもしやすい点は、大きなオススメポイントだと感じました。
付け外しが軽快なスナップボタン
スペリオダウンのスナップボタンは付け外しがとても軽快です。
硬すぎず、かといって柔らかすぎることもなく、絶妙な力加減で開閉できます。


山と道のUL Shirt(ユーエルシャツ)やBamboo Shirt(バンブーシャツ)を愛用している方であれば分かると思いますが、あのスナップボタンの感触にかなり近い印象です。
実際には、両側の袖口を持ってバババッと一気に外すこともでき、脱ぎ着のストレスがほとんどありません。
スペリオダウンの気になるポイント(デメリット)
ロゴがやや目立つ
ロゴが入っていること自体は悪くありませんが、個人的にはもう少しシンプルなデザインのほうが好みです。
ロゴもダウン本体の色味に近いカラーであれば、より落ち着いた印象になり、着回しもしやすくなったのではないかと感じました。


付属しているポーチの収納場所に困る
スペリオダウンには収納するポーチが付属しています。


ただ、このポーチの収納場所に少し悩みました。
スペリオダウンには左右にポケットがありますが、ファスナーが付いていないので、ポーチを入れておくと紛失してしまう可能性があります。
ダウンの内側にポーチを収納できるポケットがあれば、より使いやすかったのではないかと感じました。
結局、付属のポーチは小さなファスナー付きの袋に入れ替え、普段持ち歩いている小物バッグに入れて使っています。


ダウンなのでメンテナンスに気を使う
自宅で洗濯できる点を考えると、そこまで大きなデメリットとは感じていません。
ただし、ダウン製品ということもあり、洗濯洗剤の選び方や乾燥方法はメーカー推奨の手順に沿ってメンテナンスする必要があります。
10YC ユーティリティジャケットの特徴|スペリオダウンとの比較
スペリオダウンを購入するまでは、10YC ユーティリティジャケットがインナーダウンとしてメインで活躍していました。
まずは、ユーティリティジャケットのLサイズを着用したときのイメージです。


スペリオダウンと比較してユーティリティジャケットのオススメポイント
- ロゴがないシンプルなデザイン
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ユーティリティジャケットは表面にロゴがなく、非常にシンプルなデザインです。
一般的なダウンに多いブロック状のステッチが入っていないので、全体的にかなり洗練された印象があります。
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ちなみに、ロゴは内側にさりげなく配置されています。


- 中綿なのでメンテナンスが楽
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ユーティリティジャケットはダウンではなくポリエステルの中綿なので、気軽に洗濯できる点が大きなメリットです。
スペリオダウンと比較してユーティリティジャケットの気になるポイント
- 袖口・裾ゴムの締まり具合がやや強め
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袖口と裾のゴムがやや強めに感じる点が気になりました。
しっかりとフィットする分、保温性が高いというメリットもありますが、個人的にはもう少し緩めのほうが好みです。 - スナップボタンがやや硬め
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スナップボタンは、全体的にやや硬めの印象です。スペリオダウンと比較すると、そのボタンの硬さをより実感します。


- スペリオダウンと比較すると重い
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ユーティリティジャケット のLサイズを実際に量ってみると、重さは317gありました。
スペリオダウンの178gと比べると、その差ははっきりしていて、この重さはやはり気になってしまいます。 -


黄色の袋の重さは含まず、ユーティリティジャケット Lサイズの実際の重さが317g
まとめ
今回はモンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケットを購入してから約3ヶ月使ってみた使用感をレビューしました。
実際に使ってみて感じたのは、軽さ・暖かさ・着やすさのバランスが非常に良いインナーダウンだということです。
- 軽量でしっかり暖かいインナーダウンを探している方
- 光沢感を抑えた、マットなデザインが好みの方
- アウトドアブランドならではの安心感を重視したい方
スペリオダウン ラウンドネックジャケットは年々値上げされてはいますが、2025年の最新モデルでも15,000円(税込)と、インナーダウンとしてはそこまで高い価格帯ではありません。
3ヶ月使用した段階では耐久性までは判断できませんが、アウトドアブランドとして実績のあるモンベル製品ということもあり、品質面での安心感はしっかりあります。
インナーダウンが気になっている方にとって、モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケットは十分に検討する価値のある一着だと感じました。
一方で、ロゴのない、よりシンプルなデザインが好みの方や、メンテナンスの手軽さを重視したい方には、10YC ユーティリティジャケットもオススメです。











