Peak Design(ピークデザイン) のカメラ用スリングバック、Everyday Sling 10L V2 を購入して1年以上使用してみたレビューとなります。
Everyday Sling 10L V2を購入したきっかけですが、気軽にカメラ(コンデジではなくミラーレス一眼)を持ち出したいということと、カメラを素早くバックから取り出したというのが理由でした。
毎回、カメラ用のバックパックを持って出かけるのは大変ですからね。
使用してみた感想としては、ちょっとしたお出かけにカメラを持っていくには非常におすすめできるバックでした。
スペック
容量 | 10L |
外寸 | 42cm × 26cm × 15cm |
内寸 | 36cm × 23cm × 13cm |
重量 | ディバイダーなし:0.68kg ディバイダーあり:0.88kg |
使用してみて良かったところ
瞬時に調整可能なストラップ
このストラップを引っ張ることで、瞬時に長さを調整することができます。
移動のときにはさっと縮めて背中側にバックを固定。
カメラを取り出すときには緩めて前に持ってくる。
この動作が素早くできるのはスリングタイプであることと、瞬時に調整可能なこのストラップのおかげです。
仕切りの調整可能なディバイダー
位置調整が可能なディバイダー(間仕切り)が2つ付いてきます。
このディバイダーが優秀なのは位置が調整できるだけでなく、折りたたみできる仕様になっていることです。
この折りたたみ機能があることで上下に小物を分けて収納したり、カメラのグリップ部分を載せたり色々な使い方が可能です。
PC・タブレットを収納可能なスペース
カメラなどのメイン収納と別に、PCやタブレットが収納可能なスペースがあります。
MacBook Air M1 13インチを入れてみました。
15インチクラスのPCが入るかはわかりませんが、13インチのノートPCやタブレットを収納するにはちょうどいいスペースです。
その他の特徴
メイン収納部分に止水ジップ
メイン収納部分が止水ジップとなっています。多少の雨なら気にせず使用できそうです。
キャプチャーを取り付けるスペース
このバックと同じPeak Designから販売されているキャプチャーを取り付けることが可能です。
バックの両側に取り付けスペースがあるので好みで選択可能です。
内側に小物収納スペース
バックの内側にメイン収納とは別で小物収納スペースがあります。
小さな仕切りがあり、カメラのバッテリーやSDカードのような小物を収納するには良いかもしれません。
私は鍵などをここに入れていました。
ストラップを使って三脚も固定可能
付属のストラップを使用して写真の用に三脚などを固定することが可能です。
私は軽い装備で外出するときにこのバックを使用するので三脚を固定したことはありません。
気になるところ
スリングタイプなので重量が重くなりすぎると肩がつらい
これは斜めがけバックの宿命ですね。
カメラの台数や使用するレンズにもよりますが、重量が重くなると肩への負担が凄まじいです。
バランスが良いのはミラーレス一眼(レンズ付き)・小型の交換レンズ・財布や鍵などの小物くらいで持ち出すのがちょうど良いかと思います。
内部に物が多くなると、前面の収納スペースが使いにくくなる
全面に収納スペースがあるのですが、内部に荷物が増えると、この前面のスペースに余裕がなくなり使いにくくなります。
そもそも開けにくく使いにくいなと感じていたので、私はほぼ使用していませんでした。
関連・比較商品
Peak Design Everyday Sling 6L V2
今回紹介したバックの6Lサイズです。
小型ミラーレスなどにはこちらのサイズのほうがいいかもしれません。
Peak Design Everyday Sling V2 3L
こちらが3Lサイズです。
WANDRD / ROGUE 3L SLING
カメラバックで有名なWANDRDからもスリンタイプのバックがあります。
こちらは3Lタイプですが6L, 9Lタイプもあるようです。
さいごに
私の使い方としては、カメラ・レンズセット+予備レンズ+財布などの小物で使用するとちょうどいいバックでした。
下の画像ではSONY α7R IVにSONY PZ 16-35mm F4を装着。右側の下にSONY FE 85mm F1.8を収納しています。
左側のスペースには財布やモバイルバッテリーなどを入れたりしています。
スリングタイプのバッグですので荷物を入れすぎると肩に負担がかかりおすすめできません。
がっつり撮影ではなくちょっとしたお出かけにカメラを持ち出す場合にはとても使いやすいバッグです