SONYの「α7R IV」から「α7 IV」に買い替えて9ヶ月ほど経ちしました。
今回は「α7R IV」から「α7 IV」に乗り換えた理由をお話したいと思います。
結論から言いますと高画素機をやめたかった。
他に「α7 IV」で味わってみたかった機能もありますが、これが「α7R IV」から乗り換えた最大の理由となります。
高画素機をやめた理由
それでは、なぜ「α7R IV」を使っていたかといいますと、6100万画素の高画素を体験してみたかったからです。
風景写真をRAW現像しながら等倍で見るのが好きで、6100万画素の世界はどうなんだろうと思ったのが「α7R IV」に興味を持ったきっかけでした。
さらに、APS-Cクロップしても2600万画素を確保できるということで望遠側で強みを出せるのも魅力でした。
ちなみに「α7R IV」の前は「α7R II」(4,240万画素)を所有していました。
実際に6100万画素を使ってみると等倍にしてみたときの画像の繊細さはかなり満足のいくものでした。
しかし、数ヶ月使っているとあることに気が付きました。
写真を保存している外付けHDDがあっという間に一杯に。
それはそうですよね。6100万画素なんですから。
ちなみにRAW (圧縮RAW)+ JPG(エクストラファイン)の設定で撮っていることもデータ容量肥大化の原因ではありますが、後々のことを考えるとRAWのみ、JPGのみの設定では後悔してしまいます。
もちろん高画素機のデータ量の多さは使う前から把握はしていたのですが、実際に撮りためてみるとより実感してしまいました。
また、子供が大きくなり撮影機会が増えて写真の枚数が増えたこともデータ容量肥大化の要因だと思います。
そして高画素機をやめようと思った決定的な出来事が、子供を撮影しているときにデータ量を理由に連写することを躊躇してしまったことです。
写真を撮っているときにデータ量を気にしてしまうとは自分でもショックな出来事でした。
カメラ側で画質(データ量)を落とす設定もあると思いますが、カメラの性能を最大限引き出さないのも自分として納得ができません。
そして出した結論が「6100万画素の高画素機はやめよう」でした。
そしてα7 IVへ乗り換え
高画素機をやめたいと思ったとはいえ、一般的な2,400万画素ではもの足りず、多少のトリミング耐性も考えて3,000万画素〜4,000万画素のカメラがバランスがいいかなと考えていました。
そこでマッチしたのが3300万画素の「α7 IV」でした。
実際に使ってみると3300万画素というのは扱いやすく、APS-Cクロップにしても1400万画素を使えるのでバランスがいいと感じました。
撮影した写真によって容量は異なると思いますが、過去の写真のデータ量を確認してみました。
ざっと確認した平均のデータ量になるので、あくまで参考データとしてください。
JPG(最高画質) | RAW | |
---|---|---|
α7R IV(有効画素数:約6100万画素) | 約30MB | 圧縮RAW:約61MB |
α7R II(有効画素数:約4240万画素) | 約16MB | 圧縮RAW:約42MB |
α7 IV(有効画素数:約3300万画素) | 約20MB | ロスレス圧縮RAW:約40MB |
まとめ
「α7R IV」から「α7 IV」への乗り換えは、6100万画素の高画素機の魅力を味わった一方で、データ容量の問題や撮影の利便性を考えた結果の決断でした。
特に子供の成長を記録する中で、連写を躊躇してしまうのは自分にとって大きなマイナスでした。
「α7 IV」は3300万画素と高画素すぎず、APS-Cクロップでも十分な画質を保つバランスの取れたカメラです。
これからフルサイズカメラを検討している方には、「α7 IV」はおすすめです。
ぜひこの機会にチェックしてみてください。
ちなみに「α7CII 」も「α7 IV」と同じく3300万画素のカメラとなっているので、軽量・コンパクトなボディを好む方はこちらをおすすめします。